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2005年08月18日
来年もやろうぜ！
世界最大の爬虫類イベントであるアメリカのブリーダーズエキスポがワンフェスと同時くらいに開催される。
フロリダで。
で、このイベントと同じコンセプトで日本でやってるのが、秋にやってる「ぶりくら（in大阪）」と「ＨＢＭ（in東京）」で、つまりは殖やしたイキモノを売ったり買ったりするってこと。
詳しくは→「ブリーダーズエキスポへ行こう！」
で、逆にこのあいだ行ってきた静岡の「ジャパンレプタイルズショー」は国内繁殖個体、海外繁殖個体、野生採集個体、ショップ、輸入卸業者、プロブリーダー、アマチュアブリーダー入り乱れてのなんでもありありなイベントだ。
もちろんアクアプラントのようにＴシャツやフィギアがあったり、アクセサリーなんてものまであって、まさに日本爬虫両性類界の総合格闘技な感じで、めちゃくちゃ面白かったし、楽しかった。
でも、そんな楽しいイベントもいろいろ大変みたいでいろいろ言われているみたいだ。
そのなかでも「自然環境を守ろうよ≒野生個体を気軽に扱うな」とかいう意見があったりする。
そりゃあ理想はブリーダーズエキスポやぶりくら、ＨＢＭみたいな「ブリーダーが来て、殖やした個体を売る」っていうカタチが理想的なのはわかる。
わかるけど今の日本のペット爬虫類の現状から見て「ごった煮イベント」も必要だと思うんだけどなぁ・・・
市場自体が大きくないんだからブリーダーがプロとしてやっていくにも限りがあるんだろうし・・・
そしたらイベントなどですこしづつでも市場を広げる努力が必要じゃないのか？
どの世界でもマニアのことだけ考えてたら、その市場は自滅するぞ？
なじられようと、何言われようと、その業界を広げる努力は必要なんだ。
で、最近爬虫類を飼い始めて、本を読んだり、イベントに顔出したりしてるとそんな努力をしている人がたくさんいる。
マニアックな資料的な本も好きだけど、「ビバリウムガイド」や「ハープライフ」のようなエンターテインメント的な雑誌はスゴク楽しい。
つかね、本作ってる人の「ハチュー類が好きっ」っていう気持ちが伝わってくるんだよね。
ガンバッテクダサイ！本当に。
爬虫類がどうのっていうより、こんな記事を書いている人たちが好きな爬虫類ってちょっと興味あるかも？
って思うのよ。
実際、ビバガ春号読んでフトアゴヒゲトカゲ飼い始めちゃったもの。
どんな世界でもそれに携わる人って大事だよね。ほんとーに。
でさ、
希少ワニを不正登録の疑い 草津熱帯圏園長ら逮捕
こんなことがあると、人がどうこうってよりも業界全体がダークな雰囲気で見られちゃうのがすごく悲しいですわ。
レプタイルズショーの主催者がこんなことでどうするよ！？
なんのためのイベントだか全然分かんなくて、めちゃくちゃシラケますわ！！
アホか？
業界内でなんだかんだ言われながらそれでも爬虫類が好きで、それを伝えたくて、仕事したりがんばってる人たちの努力を無駄にしちゃってる。
「そんなイベントならやめちまえ！」
・・・とでも言うと思ったか。
ちゃんと続けてくださいな
その人たちヌキで、でも思いがあるのなら、続けましょう。
やめることなんか息をするより簡単です。
俺は応援するかんね。
どんな形であれ続けてみることって案外大事で、それでいてスゴク難しいんダゼ？
投稿者 守亜 : 2005年08月18日 20:50