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2005年12月07日
雰囲気重視
古代生物や未確認生物の造形は大いなるロマンだ!
今はその存在を失ってしまった生き物を、実際に存在せしめる魔法だ。
しかしその存在無き存在を存在せしめるのは並大抵のことではない。
考察と解釈と理解のくり返しで、彼等は構成されている。
対して・・・
現生生物を作るのはパッションだ!
モチロン本物にはかなわない。だって本物だから。
でもね、やっぱり作りたい。
水の中で長く首を伸ばし、鼻から空気を吸う・・・水流に体を揺らめかせながら・・・
ふと・・・「ニヘラ・・・」・・・マタマタがわらう・・・・・
夜、青白い薄暗い明かりだけが灯っている・・・ケージを覗き込むと活動を開始したチャホウアミカドヤモリが枝につかまっている。
呼吸と心臓の動きだけが、彼の命の証明のようだ。
ただ黙って枝につかまっている・・・
ふと・・・目が合う・・・・・・
こういうとき、私は思うのです。
「作りたい」と・・・
彼等の魅力を、一瞬の姿をそのままに固定して、彼等を知るもの、知らぬものに紹介してあるくのがアクアプラントの仕事でございます・・・
投稿者 守亜 : 2005年12月07日 22:12